
カンナビノイドの摂取効率について
カンナビノイドは摂取方法によって摂取効率が異なります。このブログでは摂取方法の違いと摂取効率の特徴を詳しく解説しています。自分にあった摂取方法を知りたい方はご覧ください。
摂取方法別の特徴
- 肺吸収 :即効性は高い。肺から吸収される。2〜15分程で吸収され、持続時間は短め
- 経口吸収:即効性は低い・胃から吸収される。30~90分程で吸収され、持続時間が長い
- 舌下吸収:即効性は普通。粘膜から吸収される。15~30分程吸収され、比較的早く効果を感じやすい
- 皮膚吸収:即効性は普通。新皮を通過してゆっくり吸収され、持続時間が長い。静脈に直接投与した場合に近い効果が期待できる。
摂取効率の違い
- 肺吸収(ベイプなど):17~44%
- 経口摂取(グミなど):6~15%
- 舌下摂取(オイル) :6~20%
- 経皮吸収(バーム) :約90%前後
作用開始時間の違い
- 肺吸収(ベイプなど):2~15分
- 経口摂取(グミなど):30~90分
- 舌下摂取(オイル) :15~30分
- 経皮吸収(バーム) :15~30分
作用持続時間の違い
- 肺吸収(ベイプなど):2~4時間
- 経口摂取(グミなど):6~8時間
- 舌下摂取(オイル) :2~4時間
- 経皮吸収(バーム) :4~8時間
摂取効率を100%にするこは不可能
なぜ100%にすることは不可能なのか
CBDは油に溶けやすく、水には溶けにくい性質があります(脂溶性)。
一方、私たちの体の約60%は水分のため、そのままではCBDを効率よく吸収できません。
摂取したCBDがどれだけ身体に吸収されるかを「摂取効率」といいます。注射などで直接体内に入れれば100%吸収されますが、通常の摂取方法では消化器官を通るため、100%吸収することは不可能です。
例えば、グミやカプセルはまず胃で分解され、その後肝臓で処理されて血液に入るため、吸収される量が少なくなります。反対に、舌下摂取やベイプは消化を経ずに直接血流に流れるため、より効率的にCBDを摂取できます。
効果を高めるには?
- 含有量や濃度を調整する
- 食事の際に脂質を一緒に摂取することで吸収率が向上
まとめ
CBDの摂取効率は、摂取方法によって大きく異なります。ベイプは即効性が高いですが持続時間が短く、グミなどの経口摂取は効果が長続きするものの、吸収率は低めです。舌下オイルはバランスが良く、バームなどの経皮吸収はゆっくりと効果が持続します。
CBDは脂溶性のため、100%の吸収は不可能ですが、摂取方法を工夫することで効率を高めることができます。例えば、食事の際は脂質を一緒に摂取したり、適切な濃度や含有量を選ぶことで、より効果的に活用できます。自分の目的に合った摂取方法を選び、CBDの特性を最大限に活かしましょう。